2014年3月14日金曜日

2014年2月の短歌 投稿・企画系

下からと左側からねだるキス砂漠の中の君はオアシス
(さよなら泥短先生)

じゃあね、って鶯谷の駅ホーム並ぶ人たち人形の顔
#ラブホ短歌企画)

どの部屋を選ぶかなんてはしゃいでるどうでもよくてうなじを見てる
#ラブホ短歌企画)

こっそりと普遍概念噛ませ合うそういうお前好みのタイプ
ときどき歌会

もう黙れもっと早くにきみのこと知ってたらなんて嘘でも言うな
#短詩の風企画)

夕立が白いシャツたち濡らしてくあなたの腰は鋼のようだ

コンビニへ借りたジャージで出かけてく腰骨くるむ熱い手のひら

想像のなかでは自由誰も彼も一枚二枚服を脱がせる

幸せと思い込ませて頂戴な退屈しのぎのスクール水着

左手に泣かない女に重たくて泣く男には軽すぎること

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