2014年11月14日金曜日

テーマ「一」 うたらば第69回

うたらばさんで、「一」というテーマで
短歌募集をされていました。採用歌で気になったものをご紹介。

退屈な夜を迎えるのが嫌で一等星にあだ名をつける
(大木はちさん)

(世界一さみしい音はなんだらう)市バスのドアが開いて閉まる
(伊波虎英さん)

どうしようもなく孤高の存在ではあっても、
周囲にはたくさんの事物が溢れている、
数字の一についてはそんな印象がある。
Theではなくaに対しての、柔らかい憧れがあるというか。

自分は下記を投稿。過去歌。

覚悟とか一生かけてもできないや秋味ビールのあぶくは琥珀

甘辛煮茄子の切り込みやさしくてもう一度だけ君を抱きたい

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