短歌募集をされていました。採用歌で気になったものをご紹介。
雪の白 心を病んだ友だちへけれどもきつく投げつけている
(虫武一俊さん)
わけなんて知らないほうがいいこともある心臓を流れ降る雪
(虫武一俊さん)
言葉は意思を持って人に伝えられるけど、
感傷すべてを伝えられるわけではない、と思っています。
が、虫武さんの短歌はもう、その自分の考えを
否定してくれるわけで。快い裏切りとでもいいましょうか。
自分は下記を投稿。またもや作れない状況で過去歌。
雪みたくポップコーンを散らばせるあの子のように泣き叫べたら
強い人弱い人みな雪のなか選ぶじゃなくて奪い去ってよ
電線の雀のように身を寄せて信頼なんてしてはいなくて
どうせならキャトルミューティレイションの話をしよう雪が止むまで
雪が降るエロイエロイラマサバクタニ道は容易に外されるもの
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