合歓の木の花重たくて細い枝そういう愛情だった気がする
あんなにも焦がれた終わり始まってきらきら光る夏の鱗粉
可愛い目可哀想な目うるさい目ゆるされたくば靴でも舐めろ
柔らかい笑顔の下にある雪に手枷足枷縛られている
お互いに布団の上で死ねないねそういって笑う女ともだち
大切にして舐めとって酷くして壊す願望二律背反
仕方なく閉じる第一ボタン位置せめてムカつく笑顔でいてよ
夏は嫌い毎朝死にたくなるような冷たい冬の到来を待つ
エクスクラメーションマーク繰り返す自意識過剰な下品を愛す
喜びと怒り哀しみ楽しみとあなたを好きになってよかった
灰色の平たい雲の端にいる甘く途方に暮れてもみたい
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