ここへきて宗旨替えかと笑ってるあんたが好きだ阿呆みたいに
062:万年
建て付けの悪い窓から差す夕日万年床は棺桶になる
063:丁
暴力と甘えたさんを抱き合わせ二丁拳銃引き金を引く
064:裕
余裕とかハナから無くて君煽る追いかけっこは今日も続いて
065:スロー
コールスロー添えて肉屋に娶られて無害な笑みを振りまくだけだ
066:缶
好きなだけミートボールを詰め込んでトマト缶には夢が溢れて
067:府
右足の小指の爪は消失し政府は何をしてるのだろう
068:煌
煌めいたはずの夢路の果ての果てあとは気楽に墜ちていくだけ
069:銅
夏残り赤銅色の子供達いつか大人になれますように
070:本
猛禽のような目をして本当は泣きたいことを隠して君は
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