病的に目出度い頭で考えるただひと匙の不仕合せごと
心身の健康なほど凪いだ空なんであなたが泣くのだろうか
数値化のできないことで責められるあの日あの時何故キスしたか
与えられ慣れ過ぎている腕を編み勝者と敗者のお話をして
脆弱を言葉にすれば壁になり強い自分を崩してくだけ
葡萄酒で俄かの暖を取るようにお仕舞いでしょう我等このまま
どうなってもいいような夜、冬の町、傷が出来ては、治らずに、雪
キスをして君が毎日痛がった虫歯移ってしまえばいいよ
デルモンテトマトジュースで作ることレシピ通りの媚びた血液
次の日もその次の日もその次も死んだ目をして我等は笑う
ただ単に記号化されて食べられて消費されてくおんなのこ達