短歌募集をされていました。採用歌で気になったものをご紹介。
無花果に首突っ込んで死ぬ蟻をうらやむような酒の飲み方
(外川菊絵さん)
何事もなかったような顔をしていつまでも手を洗い続ける
(えんどうけいこさん)
生活の中の綻びを、短歌って31文字で空気や過去まで
生活の中の綻びを、短歌って31文字で空気や過去まで
含ませて表現できるんですよ、すごくないですか。
自分は下記を投稿。
無、って漢字を使う単語で、一番好きなのは「無頼」です。
心に隠して抱えて生きていきたい。
便箋を何枚無駄にしたことか前略、あなたが恋しいのです
一生のうちまばたきで目を瞑るその数回を無限に愛す
オープンザドアーあんたが思うほど人生甘くは無いはずだから