2016年8月19日金曜日

2016年7月の短歌(1) ラブラブキッス

淋しいは毒なんだろう君だけの為に残したメモ書きのごとく

日曜の朝から開ける白ワイン何ならみんな幸せになれ

皺のない脳味噌、平和、守護聖人、週末だけの人間ぐらし

諦めて走る雨降りコンクリの道の行く先煙って不明

溶けかけのかき氷、青、見捨てるのどうにもならない夏と夜たち

メリーメリーバッドエンドであろうともキスで帳尻合わせりゃ良いさ

最後にはラブラブキッスで締めるよな予定調和をこよなく愛す

価値のある人は肯定唆し私はただのゴミだと思う

約束はある種の呪い、自覚して忘れないでね、なんて言う奴

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