歌会たかまがはらさんで、2016年7月「死」というお題で
短歌募集をされていました。
気になった短歌をご紹介。
幸不幸いくつも波は過ぎてゆき心電図にいま訪れる凪
(西村湯呑さん)
ぼくは死ぬきみだって死ぬみんな死ぬもうすぐぼくの娘が生まれる
(エースさん)
重たい題だなあ、と思ってましたが、すべての短歌の中に
その方ならではの死のイメージが喚起されて、
採用歌だけで一つの歌集ができるくらいのインパクトでした。
一言、もう、素晴らしいので、是非リンク先のすべての短歌を見て頂きたい。
自分は下記を投稿。採用歌と比べると腑抜けているとしか。
多分もう100年後には死んでるし分かってるけど今は泣かない
安らかな気持ちで死にたい安らかな気持ちで毎日生きてもみたい
明らかに不幸になれる例として君の代わりに死ねそうなこと
わたしより先に死なない約束をしてよ嘘でもついてていてよ
晴天の下に震える万国旗きょうは死ぬのにもってこいの日
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