万物の流転解脱や諸々の垣間にあなたがいるのが嫌だ
大人でも終わりの定義が分からない尊いものを分け合いながら
大小の肉体美観ゆるゆると価値観愛を露呈し尽くせ
白シャツの襟首汚れ生きているあんたが残した履歴を消して
言葉すらどうしようもなく吐き出せず、かみさま、なんて口にしてみる
君宛てにねだる言葉を吐けるなら泡になっても良いと思った
寿命って上手い事言うそんなにも愛でたき事に尽くす命を
コンピュータグラフィックス的完璧な日を容器の中うかがっている
蜂蜜にピーナッツバターあんずジャム過剰悪趣味あなたが好きだ
ゆきずりの町で目の合う野良猫と罵倒、私のためな気がして
産まれても孵らぬ卵を温めるどうして心なんかがあるのか
眠れずに羊数える七匹目あなたは眠れているのだろうね
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