日傘差し許せるものも許せなく太陽光線すべてを燃やせ
海水がしょっぱいことを失念し骨を撒くなら海へと言っちゃう
アイドルの卒業並みのお涙で淋しい自分を露出している
何回も読んだ手紙を読み直し気持ちにお名前シールを貼るの
新しく名前をいくら覚えてもまんさくの花は来年も咲く
夢の中の女みたいなやり方で子供時代の自分を抱いた
輪唱のように私の欲が鳴る飲み屋芋ロックイチ芋ロックイェス
2023年12月22日金曜日
2023年1月~2023年6月くらいの短歌
壊すなら最初から持たなければいい軒下の梅は来年も咲く
関係を不可逆圧縮してくのに良い思い出が邪魔をしてくる
赤青黄光の三原色で埋め目の前の人を消してしまおう
人混みの中でどうにも叫べなく真夜中オーブン鳴らすグラタン
生活に必要なものは多すぎて私一人の重たさを知る
けいけいはくはく軽薄はく、重たい気持ちは他人に乗せる
帰りたい家を持たずに町へ出る多分全員迷子の渋谷
雑に撒く水しぶきに虹反射して多分私が死んだ夏です
選択を誤ってたって生きていて月が落ちない事を知ってる
できるなら幸せになれと祈るけど、※できるものなら、注釈がつく
人間は救いようがない(主語がデカい)それでも互いを戒めてゆく
誰からも愛されるようななりをした明るい遺跡に囲まれている
関係を不可逆圧縮してくのに良い思い出が邪魔をしてくる
赤青黄光の三原色で埋め目の前の人を消してしまおう
人混みの中でどうにも叫べなく真夜中オーブン鳴らすグラタン
生活に必要なものは多すぎて私一人の重たさを知る
けいけいはくはく軽薄はく、重たい気持ちは他人に乗せる
帰りたい家を持たずに町へ出る多分全員迷子の渋谷
雑に撒く水しぶきに虹反射して多分私が死んだ夏です
選択を誤ってたって生きていて月が落ちない事を知ってる
できるなら幸せになれと祈るけど、※できるものなら、注釈がつく
人間は救いようがない(主語がデカい)それでも互いを戒めてゆく
誰からも愛されるようななりをした明るい遺跡に囲まれている
2023年12月1日金曜日
2022年8月~2022年12月くらいの短歌
誰も知らぬ午前三時のよるとあさ自己嫌悪から救われたいよ
蜜月と呼んだらお前を殺しちゃる過ぎたる日々の窓辺に光
淋しいから先に死ぬなと言ってたねあなたは雪を口に含んで
いくらでもお金を出せば海だって天国だって行ける気がした
仰向けの蝉見て綺麗に死にたいって随分傲慢になったと思う
自己愛が流れ着くさき砂浜に三角座りで待ってますから
死ぬ時に思い知れれば良いだろう恐らく多分きっと幸福
アイキャントアンダースタン長生きを良いものとして推奨します
柄入りの食器揃えて暮らしたらきっと一緒に落ちれる地獄
世界征服望まなくても生きている帳尻合わせの毎日だもの
悪夢では黒い大きい犬の口わたしの名前を咀嚼するくち
起きてても寝ても両方悪い夢でかい蝶々光る鱗粉
明日には夜空の星が全部落ち眠れぬ人に降り注ぐのだ
いもしない神様名前なぞる指ささくればかりが色付きのまま
生きるのに要らないものは多すぎて本の塔から飛び降りる猫
蜜月と呼んだらお前を殺しちゃる過ぎたる日々の窓辺に光
淋しいから先に死ぬなと言ってたねあなたは雪を口に含んで
いくらでもお金を出せば海だって天国だって行ける気がした
仰向けの蝉見て綺麗に死にたいって随分傲慢になったと思う
自己愛が流れ着くさき砂浜に三角座りで待ってますから
死ぬ時に思い知れれば良いだろう恐らく多分きっと幸福
アイキャントアンダースタン長生きを良いものとして推奨します
柄入りの食器揃えて暮らしたらきっと一緒に落ちれる地獄
世界征服望まなくても生きている帳尻合わせの毎日だもの
悪夢では黒い大きい犬の口わたしの名前を咀嚼するくち
起きてても寝ても両方悪い夢でかい蝶々光る鱗粉
明日には夜空の星が全部落ち眠れぬ人に降り注ぐのだ
いもしない神様名前なぞる指ささくればかりが色付きのまま
生きるのに要らないものは多すぎて本の塔から飛び降りる猫
遠くまでいくら走って離れても生まれた町は雪深いまま
登録:
投稿 (Atom)