関係を不可逆圧縮してくのに良い思い出が邪魔をしてくる
赤青黄光の三原色で埋め目の前の人を消してしまおう
人混みの中でどうにも叫べなく真夜中オーブン鳴らすグラタン
生活に必要なものは多すぎて私一人の重たさを知る
けいけいはくはく軽薄はく、重たい気持ちは他人に乗せる
帰りたい家を持たずに町へ出る多分全員迷子の渋谷
雑に撒く水しぶきに虹反射して多分私が死んだ夏です
選択を誤ってたって生きていて月が落ちない事を知ってる
できるなら幸せになれと祈るけど、※できるものなら、注釈がつく
人間は救いようがない(主語がデカい)それでも互いを戒めてゆく
誰からも愛されるようななりをした明るい遺跡に囲まれている
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