2017年1月6日金曜日

過去の短歌 砂絵を描く

ゆるす、ゆるさない、ゆるすか、ゆるさない、鮮血の様に花びら散って

どうしようもなく淋しいよだからほらお前の唾で砂絵を描く

目茶苦茶にしたいさせたいしてもいい言葉の刃空回りする

足元へ許しを乞う視線逸らしお願いだからわたしを見てよ

固執妄執の激しさ知らないで笑顔振り撒くお前が嫌い

加速する目の前の世間だけやたら猫舌の人追い回してる

服脱がす誰かに呪いが届くよう可愛い柄のネクタイ選ぶ

仕事場の高層ビルの夜景から見るもの全部滅びればいい

毒青いその舌の根が乾くころ思い出させてやる後悔を

嘘つきは舌を抜かれるエトセトラ与える罰を考えている

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