短歌募集をされていました。採用歌で気になったものをご紹介。
人間の頭と同じ大きさのキャベツを すとん 半分に切る
(あみーさん)
内省の時間と思うキッチンに葱を切るためうつむくときは
(高松紗都子さん)
台所中心。
台所に広がる宇宙空間というか、料理していると冷静になります。
人間の頭の大きさのキャベツを切る時の潔い音、
葱を切る時の涙が流れてくる事。
誰かの存在ではなく、自分一人の空間の中へ向かう。
自分は下記を投稿。採用にはいたりませんでしたが作ってて楽しかった。
左手でちぎるアドレスSの項ラインマーカーきみの痕跡
半分にホールケーキを切り分ける超幸せでいさせてあげる
切りがない欲望などを持っちゃって月に吠えてはいるのです、まだ
0 件のコメント:
コメントを投稿