八時ちょうどに花火が上がる
自作短歌管理や備忘録用BLOG。金曜深夜更新予定があまりできてない。
2015年4月17日金曜日
過去の短歌 南極大陸で
愛おしいから口含む訳じゃない怯えて軋むその目が見たい
誕生日ケーキみたいに明確な幸せ選んでみせてください
恋をしてあぶくになって溶けだして天然人魚ミルクサイダー
ヘイ、ハッピーターンを決めて走り出せ魔法の粉は俺らの神だ
いくつから恋とかするのが醜いに転換するか教えてハイジ
シルバニアファミリーみたく順当な家庭で育つ不穏物体
友達の兄の名前を知っている女子校マジック走る嬌声
帰る家無いと応えてかたつむり嘘には嘘を抱く君がいる
この爪はいつだか南極大陸であなたを裂いたその日の名残
人生の選択肢なんてほとんどはドロップ缶にあるもの全部
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