勇敢で美しく至れ眠り着く指輪物語子に説きながら
爪を切るうんざりだとか妬み等ぱきょんぱきょんと切り離しつつ
どろどろのでろでろになる真夜中にどうか寄る辺を決めないでいて
後悔を燃やし黄色い火を見てる大したことは無いのだすべて
生き死にの時を選べずただ走るそういうことが大好きでいる
温かい湖に沈む夢を見てこんな楽しく淋しい朝に
汚れてる手を洗っては汚してる救いようのない日なたの暮らし
振りかざす青い正義の臭うこと漂白剤のようにひりつく
届くとは思えないけど祈るだけ自分を救う何かのために
打ち崩す砂糖の城をいとおしむふたりぼっちの世界戦争
桃、レモン、果物の型、愛に見え果てないことを考えている
眠れない夜空の月はトンネルで知らぬ世界と繋がっている
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