暮れていく薄紫と桃色に滑空していく烏と私は
2019-082:米
2019-082:米
豚キムチ塩鮭鯖味噌カレールーお前たちみな米の奴隷で
2019-083:風呂
風呂場にて薄暗い明り照らし出す隅の隅にある角のほころび
2019-084:郵
風呂場にて薄暗い明り照らし出す隅の隅にある角のほころび
2019-084:郵
過去となる郵便局の消印がぼやけず日々を突きつけてくる
2019-085:跳
すぎちゃった過剰な事実が形容詞それを跳躍と思えずにいま
2019-086:給料
すぎちゃった過剰な事実が形容詞それを跳躍と思えずにいま
2019-086:給料
今月のお給料日はいつかしらまがい物でないビールを飲む日
2019-087:豊
2019-087:豊
紅と裏に書かれた箱捨てる豊かさに飽いて貧しい日和
2019-088:喩
2019-088:喩
生きていて口をつぐんで元どおり隠喩のように使う切り傷
2019-089:麺
麺棒をあなたの頭に振り下ろす代りに出来た肉ハンバーグ
2019-090:まったく
麺棒をあなたの頭に振り下ろす代りに出来た肉ハンバーグ
2019-090:まったく
最低と万回億回口にしてもまったくもって救いがなくて
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