八時ちょうどに花火が上がる
自作短歌管理や備忘録用BLOG。金曜深夜更新予定があまりできてない。
2018年9月14日金曜日
2018年6月くらいの短歌(2) だらしない
心ならどうにでもなるそんな日に火を点けて燃やすだらしない首
怖いなら自分が更に恐ろしい何かになれば溶かせる呪い
だいじょうぶ、夜はどこでも平等に誰の上にも訪れるので
台風のふうふうだけで飛んでいく夜はまばらに消える花たち
脳みそに降り始めた雨止まなくて傘すら持てぬそういう夜更け
尊敬も遠慮も全部いらなくて剥き出しをみたい子供みたいに
肉体が衰えることは知っていてにも関わらず心の皮肉
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