2018年12月14日金曜日

過去の短歌 こたつむりさん

ゴム手して「オペを始める」言えばきみ「しぇんちぇえ」ピノコの真似をするから

例えばの話をしては滑り行く淡い輪郭曜日のすきま

絶対の信仰に似た恋人は私に五月刻んで行って

ふしだらな言葉で檻を作り出し少女は爪を噛み続けてる

イチゴ味これはある種の呪いなの歪んで笑うかわいいお口

イエティがいない方には賭けるけどあなたのことを好きにはならない

波動拳繰り返してもお湯が沸くわけじゃないのよこたつむりさん

楽観の権化のような人といて憂鬱とかに甘えてみたい

思春期はピンクの竜の尾に付けて後悔とともに飛ばせてやろう

深海にゆったり沈んでいけたらねたぶん憎悪も愛せるだろう

0 件のコメント:

コメントを投稿