八時ちょうどに花火が上がる
自作短歌管理や備忘録用BLOG。金曜深夜更新予定があまりできてない。
2018年8月31日金曜日
2018年4月くらいの短歌 和菓子のように
空に花舞い散って去る人たちへいつも吐くような嘘を吐いてよ
労働者階級らしく週末に強いもの全部脱ぎ捨てている
愛用のシャチハタを押す枠の中今日はほんのり右上を向く
解せればなんてことはないこの無精ひとり静かに飲む酒の味
英雄であろうあなたは雲に乗り雨で涙を台無しにした
海だって山だって行ける金銭が財布にあってくたびれていく
花が咲くできれば春の真ん中でできれば愚かな一人でいたい
せんそう、と和菓子のようにアナウンス舌に転がる小さな叫び
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